地面師事件で司法書士ら逮捕
- 亀山英明

- 1月17日
- 読了時間: 2分
報道が真実であれば、本当にショッキングな事件が発生いたしました。
大阪府警は1月14日までに、大阪市北区の不動産を巡り、虚偽のの登記申請を行って所有権を乗っ取ろうとしたとして、司法書士ら男2人を電磁的公正証書原本不実記録・同供用などの疑いで逮捕したといいます。
容疑者は、共謀する男とともに、80代の男性所有者になりすまし、印鑑登録を勝手に変更。偽造委任状を駆使して、実体のないペーパーカンパニーへ所有権を移転する登記を行ったとされる。不動産会社に売却話を持ちかけ、巨額の現金を騙し取ろうとした、いわゆる「地面師詐欺」グループの一員とみられています。職務上請求書を不正利用し、訴訟提起のため住民票を取得したとも報道されております。
通常、地面師詐欺では、売主のなりすましや、偽造された身分証などを用意し、司法書士や買主を欺く必要がありますが、今回のケースは、 地面師側とされる司法書士が「本人確認情報」を作成することで、売主本人の確認を実質的に飛ばしたまま、名義を地面師側の会社へ移転登記できてしまいました。
一度会社名義にしてしまえば、あとは通常の売買と同じですから、会社から第三者に売却できる。司法書士が悪に手を染め地面師に加担すれば、 この手口で他人の不動産をいくらでも処分できてしまう。制度の根幹を揺るがす重大事件です。



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