相続税について
- 亀山英明

- 2025年10月15日
- 読了時間: 2分
相続が発生すると、「相続税はかかるのか?」「いつまでに何をすればいいのか?」と不安に感じる方が多くいらっしゃいます。相続税は、期限・計算方法・特例の適用などを誤ると、不要な税負担やペナルティにつながることもあります。
本記事では、相続税の基本やポイントをわかりやすく解説します。
相続税がかかる人・かからない人の違い
相続税は、すべての相続に発生するわけではありません。課税の有無は、基礎控除額を超えるかどうかで決まります。
基礎控除の計算式
3,000万円 +(600万円 × 法定相続人の数)
たとえば、相続人が配偶者と子2人の場合
→ 3,000万円+(600万円×3人)= 4,800万円まで非課税
この金額を超える遺産がある場合、相続税の申告が必要になります。
相続税の申告期限は「10か月以内」
相続税の申告・納税期限は、被相続人が亡くなった日の翌日から10か月以内です。この期限を過ぎると、「延滞税」「無申告加算税」などのペナルティが発生する可能性があります。特に以下の作業に時間がかかるため、早めの対応が重要です。
相続人調査(戸籍収集)
相続財産の調査(不動産・預貯金・有価証券など)
遺産分割協議
相続税の計算・申告書作成
相続税を軽減できる主な特例・控除
相続税には、税負担を大きく軽減できる制度があります。
配偶者の税額軽減
配偶者が相続した財産について、「1億6,000万円」または「法定相続分まで」のいずれか多い金額までは相続税がかかりません。
小規模宅地等の特例
自宅や事業用地などの土地評価額を、最大80%減額できる制度です。適用可否で税額が数百万円単位で変わることもあります。
生命保険金の非課税枠
「500万円 × 法定相続人の数」までの生命保険金は非課税になります。
相続税は税理士に相談すべき理由
相続税は、通常の所得税や法人税とは性質が大きく異なり、不動産評価・特例判断・遺産分割の内容によって税額が大きく変わります。税理士に依頼することで、正確な相続税額の算定や節税につながる特例の最大活用、税務署対応・調査リスクの軽減、期限管理の徹底といったメリットがあります。
相続税は、「うちは関係ないと思っていたのに、実は申告が必要だった」というケースが少なくありません。相続が発生したら、できるだけ早めに税理士へ相談し、正確な財産評価と期限管理を行うことが、不要な税負担やトラブルを防ぐ最大のポイントです。
当事務所につきましても、税理士をご紹介することは可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。



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