top of page
  • Whatsapp
  • X
  • Facebook
  • Line
会議室

預貯金解約・名義変更

相続が発生すると、亡くなった方(被相続人)が所有していた銀行預金や郵便貯金は凍結され、そのままでは引き出しや名義変更ができなくなります。

相続が発生すると預貯金はどうなる?

被相続人が死亡すると、金融機関は死亡の事実を把握した時点で、預貯金口座を凍結します。

預金口座が凍結される理由
  • 相続人間のトラブルを防ぐため

  • 遺産分割が確定するまで勝手な引き出しを防止するため

凍結後は、ATM・窓口での引き出し、口座振替、名義変更が原則できません。

預貯金の相続方法は2種類

相続における預貯金の手続きには、主に次の2つの方法があります。

1.預貯金を解約して相続人へ分配する方法

もっとも一般的な方法です。

  • 被相続人名義の口座を解約

  • 預金残高を相続人の口座へ振り込み

  • 遺産分割協議に基づいて分配

👉 遺産分割協議後に行うのが原則

2.預貯金の名義変更を行う方法

預貯金の解約・名義変更に必要な書類

金融機関によって多少異なりますが、一般的には以下の書類が必要です。

共通して必要な書類
  • 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本

  • 相続人全員の戸籍謄本

  • 相続人全員の印鑑証明書

  • 金融機関所定の相続手続依頼書

ケース別に必要な書類

※書類不備があると、再提出となり手続きが大幅に遅れます。

預貯金の仮払い制度

葬儀費用や当面の生活費が必要な場合、預貯金の仮払い制度を利用できることがあります。

仮払い制度の概要

遺産分割前でも一定額を引き出せる(上限:口座残高 × 1/3 × 法定相続分、かつ1金融機関につき150万円まで)

緊急時の資金確保として有効ですが、最終的な遺産分割との調整が必要です。

預貯金の解約・名義変更のトラブル

❌ 相続人全員の同意が取れない

→ 解約・名義変更が進まず、長期化

❌ 戸籍収集が不完全

→ 手続きやり直し、金融機関で受付拒否

❌ 勝手に引き出してしまった

→ 他の相続人とのトラブル、返還請求の可能性

預貯金の手続きは司法書士に相談を

相続預貯金の解約・名義変更は、戸籍収集・遺産分割協議・金融機関対応など、専門知識が必要です。

司法書士に依頼することで、

  • 正確な必要書類の案内

  • 相続関係説明図の作成

  • 金融機関とのやり取り代行

  • 他の相続手続き(不動産名義変更など)との一括対応

が可能になり、相続人の負担を大きく軽減できます。

まとめ|相続における預貯金の解約・名義変更は早めの対応が重要

  • 相続が発生すると預貯金口座は凍結される

  • 原則は解約して相続人へ分配

  • 名義変更は限定的なケースのみ

  • 書類不備や相続人間トラブルに注意

  • 不安があれば司法書士へ相談するのが安心

bottom of page